いつの間にか、長い年月が・・・

10年ひと昔って言いますね

過ぎ去った日々が、つい昨日のように思い出される事が・・・



ルナちゃんが若かりし頃

わが家の裏には大きな工場がありました

この工場はパパが子供の頃から有ったんです



そこには高さ2ｍほどの工場の塀があって

その塀はルナちゃんのお気に入り・・・♪

そして

向こう側の工場の音や人の行き来に興味しんしん



ある日のこと・・・「ここから降りようかな」

塀から飛び降りて裏の工場へ



「あれなにかしら？」

「見たことのないものがたくさんあるよ」

好奇心旺盛なルナちゃん



工場には似合わずたくさんの木々が茂っていて

「ここはいつもと違う草木が有るね」

そして

どんどん奥へ・・・

やがて工場の人に出会ってびっくりしたことも有ったけれど

（記事：可愛い子には旅を・・・懐かしい思い出より）

工場の人にやさしく接してもらったね



「パパ、工場で遊んでくるよ」

映画「野麦峠」にでてくるような工場

きっと、いろんな人間模様があったのでしょうね

そして

時代が変わっても昔と同じように

人や自然を大切にしておられました

そんな環境にルナちゃん親しみを感じて

よく遊びに行ってましたね



「ただ今、今日もいい人に出会ったよ」

今は裏の塀も工場も無くなり住宅地になってしまって

そして

ルナちゃんも居なくなって・・・

「いつの間にか、長い年月が過ぎたんだね」


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タグ：猫